【コンサル志望だった僕が】なぜ日用品メーカーのIT人材になることを決意したか

進路
スポンサーリンク




ハイサイ、さとり世代の仲間たち!
ハイサイ、さとり世代を応援してくださっている皆さん!

前々回・前回に引き続き、今回の記事も僕自身の大学卒業後の進路として大きなキャリアパスにおける決断についてお話しします。

改めて発表させていただくと、大学院への進学という目標から切り替え就職活動を始め、正式に今年9月から某外資系日用品メーカーでITプロジェクトマネージャーとして活動する運びとなりました。

これまではキャリアパスの切り替えや就活においてのこだわりについてお話ししましたが、今回はこのテーマの最終編としてなぜこのオファーを承諾し、このキャリアを歩むことを決断したのかについて述べます。

またそれに伴い、僕がこのキャリアを形成するにあたってどのような社会貢献ができるのか、そして番外編として海外大学生向けにどのような就活を行えるかについて共有します。

もしかすれば、読者の方々の中にも就活真っ最中の方や、これから就活を始められる方、あるいは就活を終えてこれからのキャリアについて改めて考えていらっしゃる方もいると思います。

そんな方たちは同じさとり世代の仲間として、想いやキャリア形成についての意見を共有できればなと思っております。

【事業を重視】コンサルタントから日用品メーカーへ切り替えたワケ

ITプロジェクトマネージャーの役割とは

引用元:https://connectlearning.co.uk/consultancy-services

前々回の記事同様、キャリアパスにおけるビジョンの切り替えについてのお話ですが、実は元々就職活動を始め出した頃はコンサルタントになることを志望していました。

理由はシンプルで、ビジネス戦略を立案・実行するプロセスに直結するジョブだと感じたので近い距離で学びを得られることができると考えました。
データ解析の学びという面においても、エンジニアとのタッグが強いコンサルティング業界では強く生かせるとも感じました。

実際、個人的な話にはなりますが某外資系ITコンサルティング会社から最終的にオファーをいただけたのも事実です。

それでも僕が“夢”だったコンサルタントを断ち、日用品メーカーのIT人材になろうと感じたのは『明確なビジョンとキャリア形成』『事業会社』という側面に惹かれたからです。

僕がオファーをいただいたITプロジェクトマネージャーには、セールスやファイナンスなどの他部署の人材を含むプロジェクトチームをリードし、ビジネスの課題を解決するプロジェクトを立案・計画、実行・導入まで総合的に指揮・管理するという業務があります。

グローバルな会社であることから、時にビジネス課題の種類や規模によっては世界数カ国のチームと融合して、よりグローバルなプロジェクトを率いることもあるそうです。

率直に感じたのは、僕が前回の記事で紹介した5つのこだわりを考慮したうえで、僕が頂いたオファーの中で最も理想に近い業務やポジションであることから、ファストペースなキャリアを築き上げながら実践的な学びを山ほど得られそうということでした。

”ITプロジェクトマネージャー”と”コンサルタント”の違い2選

僕のジョブがどうコンサルティングと異なるかというと、まずは“事業会社”であるがゆえに〈会社のビジネスプロセスを熟知した上で、長期的観点からの実効性のあるソリューションを導入し、自社のビジネスに対する結果責任を求められる〉という点です。

これはどういうかというと、コンサルタントのようにクライアントから頂くプロジェクトの枠組みの中から自らのノウハウを提案するのではなく、ソリューション事業を通じて会社のゼネラリストとしても直接的に貢献することができ、それに伴う責任感もより強く感じられるということです。

さらに、クライアントから依頼を受け、受注したプロジェクトを中心に行っていくコンサルタントに対し、この日用品メーカーのIT部門では自ら自社のビジネスを分析し、情報システム化戦略を考え、プロジェクトを企画立案し、それを推し進めてゆくといったことが可能になることも魅力の一つでした。

引用元:https://backlog.com/ja/blog/role-of-project-manager-and-the-skills-required/

勿論、この会社の社風や重要視しているビジョンもすごく共感できたうえに、ハッキリ申し上げるとどの会社よりも僕の“就活の5つのこだわり”をリスペクトしてくれました。
「君のような“自分”という軸と柔軟な頭を持ち、競合性の高いところでもリーダーシップを発揮してくれる逸材が欲しいんだ」
そう言ってくれました。

運というのはすごく大事なもので、この会社の掲げる目標と僕のこだわりが合致したのも、事業会社において自分のやりたかったビジネス課題を解決するためのジョブが直接できるのも、本当に感謝していて仕事をすることが楽しみで仕方ありません。

【ビジネス医になる】課題解決に直接携わりたいワケ

僕はなぜこれほどにもビジネス課題という点に惹かれたのかずっと気になっていましたが、最近NewsPicksで拝読した記事がその理由のヒントをくれたような気がしました▼

戦略コンサルタントはなぜ「問題」と「課題」を使い分けるのか 切り分けることで解決策が見える
ビジネスで難問に直面したとき、どう取り組めばいいか。Airbnb執行役員の長田英知氏は「『問題』を切り分けて『課題』に置き換えることが重要だ。正しい視点で切り分けられれば、どこから手を付ければいいかが見えてくる」と説く――。

この記事では、コンサルティング業界のようなビジネス課題の流れに携わるジョブと、医者の共通点について綴っていました:

私たちが病院に行くのは、体調が悪いと感じているからでしょう。

しかし熱があり、身体がだるかったとしても、その熱とだるさの理由を素人である私は特定することはできません。
それは、ただの風邪かもしれないですし、インフルエンザかもしれません。
もしかしたらもっと深刻な病気の前兆なのかもしれません。
この、原因が何なのかはよくわからないけれど体調が悪いという状態が「問題」にあたります。

体調が悪いという患者の訴えに対して、医者は触診をしたり喉を見たりして総合的な分析を行い、体調の悪い原因を特定=診断します。
この診断の結果、たとえば「あなたの病気は熱と咳を伴う風邪です」となったとき、体調が悪い状態から、熱や咳といった解決すべきポイントが切り分けられ、「課題」となります。

最後に医者は熱を下げ、咳を止めるための薬を処方します。
この処方が「施策(解決策)にあたります。

熱や咳といった「課題」が解消されると、体調の悪さという「問題」が解決され、健康な身体を取り戻すことができます。

ビジネスにおいて何らかの問題に直面したとき、問題が複雑過ぎて、どこから手をつけていいか分からなくなった経験が皆さんも一度や二度はあると思います。
一方、何らかの視点で問題を切り分けることで、状況が分かりやすく見える化され、改善のためにどこから手をつければいいか明らかになったという経験も同様にあるのではないでしょうか。

長田英知氏(Airbnb Japan株式会社執行役員)

確かに言われてみれば、この「問題」「課題」「解決策」をデータや最新の技術、そしてロジカルシンキングなどの個性・知識・ノウハウによってセグメント化し、分かりやすくクリアにしていくことで『会社を健康的に』することができるのが、ITソリューション部門などの【ビジネス医】なのではないかと。

僕は昔から「お医者さんって、最新の技術を使いながら、自分の賢さも駆使して患者さん一人ひとりに合った治療法を提供するからすごいよな…」とリスペクトしていましたが、土俵は違うものの、ITプロジェクトマネージャーになることで僕も『治療』に携われるんだと思うと、よりキャリアが楽しみになってきました。

コンサルティングではなく、特定の会社に勤めIT部門で課題解決に取り組む僕のようなケースは、いわゆる『チームドクター』のような専門医になる形ですかね。

【まるで下町ロケット】自社の商品を通じて人々の生活を豊かにし、社会貢献をする

引用元:https://shopping.tbs.co.jp/tbs/shop/goods_dvd/drama_shitamachi_seiko

大学生時代、学校のボランティア団体に所属し3年間で計72時間ものボランティア活動に携わった経験もあり、ただキャリアアップを目指すだけではなく、社会に貢献できる事業にも携わりたいと感じていました。

勿論、どういう仕事をするにせよあらゆる形で社会には貢献していると思いますが、池井戸潤氏・作品『下町ロケット』シリーズを拝見してから、より事業会社の直接的な生活への貢献、特に“モノづくり”に対しての視点がすごく変わりました。

自分たちが作っているモノが、人々の生活をより快適にしているという自覚とプライドは、やりがいどころではなくある種の福祉活動にもなるんだなと強く感じ、(まだ出社していないのにも関わらず)お家やお店などで会社の商品を見ると勝手に胸を張っています(笑)。

勿論僕自身のキャリアもすごく重要視しているしステップアップしていくシナリオを想像するとワクワクしますが、それ以上に僕が勤める会社が日々の生活を支えているという誇りを胸に、『下町ロケット』の佃社長のようにビジネス以前に“消費者さん”の立場となり、生活を少しでもより豊かにできていけたらなと思います。

番外編:海外大学生が日本で就活を行うための“必勝法”

海外大学に在学している生徒へ向け、番外編としてどのように就活を行えばいいのか、僕の就活体験談をもとにザックリ説明します。

様々な求人サイトがありどれを選んでもいいと思いますが、日本で就職したいならこの2つに登録しておくことは必須です▼

CFN | バイリンガルのための就職・転職サイト
【CFN】は海外留学生や日英などのバイリンガル人材のための就職イベント「Career Forum」のオフィシャルサイトです。外資系企業や、海外ポジションの求人情報を豊富に掲載。
Sign Up | LinkedIn
500 million+ members | Manage your professional identity. Build and engage with your professional network. Access knowledge, insights and opportunities.

後者のLinkedInは海外でよく使われる“就職用SNS”のようなものですが、特に前者のCFNは絶対に必要です。

理由は明確で、入り口となる日本語・英語レジュメが全社共通で使用できるため、会社によって多少異なるものの典型的な選考プロセスと比べるとはるかに簡素な仕組みになっています。

簡素な選考プロセスだけではなく、このCFNが強いのは:

  1. 他サイトと比べて圧倒的に参加企業や求人の数が多い
  2. 出展されるフォーラムが、オンラインフォーラムを加え年間複数回ある
  3. 就職用SNSに比べ求人が分かりやすく、ジョブ型の求人も比較的豊富

僕自身も、オンラインで開催されたCFN Online Spring 2021(London)を通じて、約2ヶ月でいくつかのオファーを頂き、その中に今回承諾した日用品メーカーからのオファーもありました。

レジュメ選考以降は各会社によってプロセスが異なりますが、ほとんどがテスト(SPIのようなものから集中力テストなどのゲームのようなものまで)電話対談グループディスカッション面接を通じて選抜されていきます。
ちなみに僕の場合は選考プロセスが全てオンラインで行われたので、時差の関係で夜に面接が行われることはありましたが、米国からでも便利ですごく柔軟に対応してもらいました。

まとめ:固執した信念にすがらなくても良い!

次回の記事でより詳しくお話しする予定ですが、今回の就活において感じたことは【確かに会社は僕自身を判ずることから能力も大事だが、運勢も同時に大事である】ということです。

ご縁があって勤めることとなった会社も、実は一度ITコンサルタントになることだけに固執していたことからオファーをお断りしたのですが、「どうしても君が欲しい」という熱烈なメールをいただき、「これはチャンスの神様だ、やるしかない」と改めて自身のキャリアを考え直しました。
そして結果、ITコンサルタントのオファーをお断りし、この会社で精進することを決意しました。

正直、就活を始めた頃は全然違うビジョンを持っていて、当時の僕にこれから勤める会社は第一希望かどうか聞けば、恐らく違うと答えることでしょう。

紆余曲折があった就活で、”大学卒業後の進路”という大きな決断を迫られた中で僕が出したこの答えは、結局第何希望かも分かりませんが、ハッキリ言えるのは「これが間違いなくベストな答えであり、このご縁に感謝しているし、今後のキャリアが楽しみで仕方ない」ということです。

勿論就活をするにおいてこだわりはありましたが、結局“選ぶ”立場にあるのは会社であり、僕がどうこう言えるのは内定を頂いてからの話でした。
僕という人間を認めてくれて、本当にありがとうございます。

これからのキャリア、どうなるか分かりませんが目の前にある『某外資系日用品メーカーのITプロジェクトマネージャー』としての誇りを胸に、新たな一歩を踏み出したいと思います。

何か大きな決断をしようとしている皆さん、運を素直に頼ってください(スピリチュアルな話ではありません…笑)
「チャンスの神様は前髪しか生えていないですよ」

記事を読んでくださり、にふぇーでーびる!
またやーさい!

大空にも東も西もないように、あなたの心も内側と外側で境界を設けてはいけません。

―“さとり人”代表・お釈迦様より

コメント

タイトルとURLをコピーしました