【ナニコレ?】抽象アートにチャレンジしてみた結果

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以前、大学の授業を通じてアートにチャレンジしながら、書籍『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』から学んだアートに対する姿勢と表現についてお話ししました▼

今回の記事ではアートにちなみ、僕が大学で制作した抽象アートをご紹介しながら、美術館などよく観る「ナニコレ?」的アートに対しどういう心構えがあれば楽しめ、“自分の中に眠っている芸術性”を呼び起こせるかについてお話しします!

美術品の見方が分からない、そういう想いを抱かれた方もいらっしゃると思うので、いかに〈自分なり〉が大切かということを中心に解説していきます。

抽象アートとは?有名な作品は?

そもそもの話ですが、抽象アートを皆さんご存じでしょうか?

抽象アートとは以下の通りです:

具体的な対象の再現を目的としないで、形態・色彩自身の表現をめざす美術

第一次世界大戦前に始まり、現代美術の主流の一つとなった。
抽象絵画、抽象彫刻など。

具体的な対象から出発し、その対象の外形をほとんど見分けのつかないほど変形するもの、最初から具体的な対象とは関係なく、幾何学的形態によって作品を構成するものなど、いろいろな傾向のものが含まれる。

最も広義には、原始的な装飾、イスラム、ビザンチンなどの幾何学模様などもこの名で呼ばれる。
アブストラクト・アートの和訳。

精選版 日本国語大辞典

抽象アートが何かピンとこない方へ一つ例を挙げます▼

引用元:https://www.musey.net/5272

こちらの作品は、ロシア出身の画家であるワシリー・カンディンスキーさんが1923年に手がけた抽象画『コンポジションVIII』です:

ロシア出身の抽象絵画の先駆者で「熱い抽象」と呼ばれたワシリー・カンディンスキー(1866年-1944年)は、モネの「積み藁」に衝撃を受け画家を目指します。

ソースカンディンスキーは対象物の距離に応じて「インプレッション(印象)」、「インプロヴィゼーション(即興)」、「コンポジション(作曲)」の3つのタイプに分けて制作していました。
コンポジションシリーズはカンディンスキーの中でも特に重要と言われているシリーズです。

ドイツの美術学校バウハウスで教鞭を取っていた時期に制作された《コンポジションVIII》は、特に傑作との呼び名が高く、作品にはロシアやバウハウスで影響を受けた絶対主義、構成主義の影響が反映されていると言われています。

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皆さんはこの作品をご覧になられて、何か感想を抱きましたか?

作品を鑑賞し「ナニコレ?」と思われる方がほとんどだと思いますし、無論僕もその一人です。
でもアートはそれでいいんです。

なんせ、アーティスト自身も「何か特定の形に囚われ、インスピレーションやアートそのものが持つ可能性を限定させたくない」という想いもあり、あえて抽象アートを通じてメッセージを発信することもあります。

なので受け手がどう感じるかはその“アートが秘める可能性”、そして“受け手自身が持つ感受性の可能性”を十分に自由に使うことができ、勿論抽象アートに限らず、芸術作品全般においてその『遊び場の自由度』を楽しんでもらうことが目的なのです。

抽象アートについて少し知っていただいたところで、僕自身が制作した抽象アート作品、そして彫刻物の授業の最終レポートとして発案した「街に作りたい・展示したい大きな抽象アート作品」をご紹介します。

【社会問題を背景に】抽象アートを制作しました

さて、早速ですがまずは僕が制作した作品をご覧ください:

「ナニコレ?」ですよね(笑)。

この作品の大きさは、高さ約15センチ、幅約8センチ、奥行き約5センチと比較的小さく、素材は教授曰く鉱石の一種を使用しているそうです。

皆さんはこの作品をご覧になり、何か感想を抱かれましたか?

「変な形のクリスマスツリーみたい」「バランス悪っ」「透き通っている白さだな」
何でもいいんです。

ここまでは皆さんのイマジネーションや発想力にお任せして作品を楽しんでいただこうと情報を解禁せずに写真をお見せしましたが、ここからは簡潔に作品に込められた僕のメッセージを表していきます。

まずはこちらのグラフをご覧ください:

引用元:https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1191.html

こちらのグラフは総務省統計局が平成元年から30年にかけて人口のトレンドを計り、各世代に分けてグラフ化した人口ピラミッド図となります。

『日本における少子高齢化社会』という社会問題を、国外の方にも、勿論国民にも、この社会背景はシビアな問題であるメッセージとともにより多くの方に現状を知ってもらいたいと感じていました。

そこで出会ったのが抽象アートでした。

抽象アートそのものは特定のものを具体的に再現しない作品のことを指すので、僕もこのグラフ自体を事細かく再現したわけではなく、またグラフの形自体が何か有名で特別な意味合いがあり受け手の感受性を限定させるものではないと感じたので、社会問題を作品に応用してみました。
そしてこの作品が出来上がったのです。

恐らく大半の方が僕の作品を注釈や説明抜きで鑑賞された場合、すぐに少子高齢化問題を背景に作られたものだと気付かないかと思います。

だからこそ「ナニコレ?」の段階を初めに挟むことにより、受け手の感受性を存分に発揮していただき、自分なりに何か感想を抱かれたところで僕の想いを知っていただけると、【この問題への関心】が増え、同時に抽象アートの楽しさを知っていただけるだろうと感じました。

ちなみにですが、「もっと色んな方にこの問題を知ってもらいたい」という想いも込め、この作品を抽象画などではなく立体化・彫刻物にし、4面全てをこのグラフの形にし、〈誰がどこから見てもこの問題を知ることができる〉作品に手がけました。

もし僕が街中に抽象アート作品を展示できるなら、こんなものを作ってみたい!

彫刻物の授業における最終プレゼンとして、「もしも街中に自分の彫刻物を展示できるなら、どんな作品を作りたいか」というお題で作品の下書き・スケッチとその説明文を作成しました。

数ある選択肢の中で僕が選択したのは、抽象アートでした。
その作品がこちら:

この作品も「ナニコレ?」ですかね(笑)。

早速この作品の説明に入りますが、この作品はディズニー作品『ライオン・キング』の主人公シンバ・誕生シーンからインスパイアされました。

引用元:https://sp-magazine.disney.co.jp/p/26677?ex_cmp=tw_26677

丸いモノを掲げている2つのモノは、もしかすれば誕生した丸いモノの両親を表しているのかもしれませんし、丸いモノのご先祖様を表しているのかもしれませんし…そこは抽象アートということで曖昧にさせました。

何か特定の形にして“誕生シーン”を再現する代わりに抽象アートにした理由は【人間やその他の動物に限定することなく、全ての生物の誕生にリスペクトを示したかった】からです。

そして作品の下部に描かれているのは、誕生した生物の『ルーツ』、レゲエチックになりますがいわゆるその生命のありがたさ生命が誕生するまでの過程や歴史、そして文化的背景を表しています。

このプレゼン、実は作品の大きさや素材なども表記しなければいけなかったのですが、その中にこの作品を展示したいロケーションも発表しなければいけませんでした。

そこで僕は迷いなく、故郷の沖縄、具体的には観光客も地元の方もよく訪れる国際通りに展示し、色んな方に沖縄の人たちのルーツを知ってもらい、一つ一つの生命の大切さ、つまり沖縄戦の歴史を含み、いかなる命も奪ってはならないという平和祈願も表現しています。

そして勿論、沖縄の人たちに改めて自分のルーツを知っていただきたいというメッセージ、そして沖縄の人たちだからこそできる僕たちの平和な社会への実現とご先祖様への敬意もこの作品には含まれています。

命の大切さというミクロな視点と、平和祈願というマクロな視点双方を兼ね備えた作品となっております。

まとめ:抽象的だからこその自由と楽しみ方

日本に帰国する前に、大学の友人と一緒にニューヨーク市を観光し、ニューヨーク近代美術館などアートに触れられる名所に訪問し、芸術を満喫することができました。

その中でもやはり抽象アートは非常に魅力的で、というのも説明文を見ても見なくてもその作品が「ナニコレ?」なので、僕なりに解釈していいんだという遊び心をくすぐられ、ずっと頭をグルグルさせながら【自分だけの答え】を発見し、ワクワクしていました。

アートの楽しみ方は結局人それぞれではありますが、この観光の時のような“受け手”の立場になった時も、彫刻物を制作したときのような“芸術家”の立場になった時も、〈その人なり〉が評価される遊び場にいるからこそ幸せになれると感じました。
限界がなく、自由な発想で遊べるというか。

皆さんも機会があれば、是非美術館などへ足を運び抽象アートを楽しんでみてください!

記事を読んでくださり、にふぇーでーびる!
またやーさい!

大空にも東も西もないように、あなたの心も内側と外側で境界を設けてはいけません。

―“さとり人”代表・お釈迦様より

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