【ギバー要素全開①】『愛』が詰まりまくった最強の小説をご紹介!

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今回は僕の大好きなアダム・グラント氏の理論【ギバー・テイカー・マッチャー論】について解説いたします。
そして僕が「この主人公、めっちゃギバーやんけ!」と感じた、グサーーーっと刺さって感動する厳選小説と映画を1つずつご紹介します!

今回もたっぷりと魅力をお伝えしたいので、このテーマを前編と後編に分けてお送りし、今回の記事は前編として【最強の小説】、次回は後編として【最強の映画】をご紹介します。

アダム・グラント氏の『ギバー論』とは?

与える優しさ持っている人、最強でもあり最弱でもある説?

まず初めにアダム・グラント氏の【ギバー・テイカー・マッチャー論】についてお話しします。

簡潔にご紹介すると『これからの時代は、人に何かを与えられる人こそが成功する』という理論です。

著者は色々な企業でギバー(与える人)とテイカー(与えられる・受け取る人)とマッチャ―(与えられたら与える人)を観察し、どのタイプの人物が一番成功しやすいかということを分析した上で、一番給与や会社内での地位が低かったのも高かったのもギバーという結論に至りました。

ここで成功しやすいギバーは貢献活動を自己肯定感としてモチベーションに変え、さらに与えることによって得ることができた人脈やビジネスチャンスを通じ、長期的なリターンを獲得しやすいというデータが発表されたのです。

『ギバー最強論』を知った上での僕なりの落とし込み・解釈

いずれにせよ僕がこの理論が好きなのは、というより僕なりに至った結論は:

成功するかしないかはそもそも結果論だよな。
そんなこと考える前に、まずはやってみようじゃないか。
ならば自分を犠牲にして他の人に時間・資産・労力を搾取されることなく、自分が本当に幸せだと感じる自分に軸を置いた(これは利益とかを考慮とかではなく、本気で自分がやりたいと感じた事に素直に従うということ)ギブをし続けたいな。
そしてそのギブを日々の習慣から根付かせて、挨拶でも相手を褒めることでも、微々たる出来事から沢山“自分がされて嬉しいこと”を素直に図々しくならないように相手にもしよう!
倫理が重視されて気持ちよく平和になれる、良い時代に生まれたな~!」

と感じるようになりました。
なんせ、以前僕が某航空会社のスタッフについて述べた記事のように、皆それぞれ一日を通して嫌な出来事が度々起こるのであれば、僕が少なからずその人の一日の嫌な事を少しでも忘れさせることができるオアシスになれるのならそれだけでも素晴らしいじゃないか、って思うんですよね。

だからこのギバー論、成功するかどうかは統計的データに基づいたうえで立証されているのですが、それ以前に〈ギバーになる事は結局自分の為だよ〉という根幹の部分が好きなんですよね。

その中でどんなギバーがいるのかな~、なんて考えていたら、とある最強の小説と映画に出会いました。

【ハンカチのご用意を】愛の詰まったギバー小説『マカン・マラン』

『マカン・マラン』のあらすじ

まずは小説の紹介から参ります。
ここ最近見つけて読んだ小説なのですが、古内一絵氏・著書『マカン・マラン:二十三時の夜食カフェ』という小説でもうボロボロ泣きましたね(笑)。

この本を読もうと思ったきっかけは、僕の大好きなドラマに『深夜食堂』というのがあって、これまたギバー要素が詰まった優しい作品なのですが、なんか23時の夜食カフェというテーマが深夜食堂に似ているかなと思って読み始めました。
内容も結構下町感というか、それぞれの登場人物の葛藤や想いが細かく描かれている普遍的で優しいストーリーが双方の作品で類似していて、とっても温かい気持ちになるんですよね…。

話を戻して、この小説のあらすじをサラッとご説明します。
昼間は派手な服飾店を営む元エリートのイケメンであるドラァグクイーンのオーナーが、夜中に不定期に夜食カフェ『マカン・マラン』をひっそりと開き、悩める人達を迎え入れて優しい手料理と言葉を振舞うお話です。

なぜこの小説が”最強”なのか

引用元:https://twitter.com/gunei19/status/1242113077388005376

もうこうやって小説についての記事を書いているだけで思い出してウルっとなっちゃうんですが、本当にこのドラァグクイーンのオーナーが優しくて優しくてたまらないんですよね。
自分自身持病を抱えていること、そしてドラァグクイーンとして苦労してきたことで、常連さんの健康を考慮した質素で、優しくて、心にまで染みる手料理を振舞いながら、お客さんの悩みに対し優しくて力強い言葉をかけるんですよね。

グラント氏が強調していたような成功するギバーが得る信頼と人脈が、まさにこの小説で事細かく描かれていて、このオーナーも相手の背景を想像して自分なりに出来るアドバイスやサポートを最大限にしようとする姿勢が皆から愛されて逆に支えられているんだなって感じました。

グサーッと刺さる感動名言をちょこっとご紹介

僕自身もこのオーナーがかけていた幾つかの名言が本当に好きで、んー…あまりネタバレはさせたくないのですが、自分が何のために仕事をしているのか悩んでいるお客さんにサラダを振舞った一連がめちゃくちゃ好きなのでご紹介します:

ゆっくりとシャール(ドラァグクイーンのオーナー)は自分の胸に手を当てた。

「足りなければ、満たせばいい。空っぽならば、埋めればいいのよ」
さくら(マカン・マランのお客さん)の心の奥底に小さな灯がともる。
「さあ、召し上がれ」

さくらは箸を手に取った。
美味しい星屑たちに散々迷ったが、まずは、トマトのゼリーを食べてみた。
甘くて瑞々しくて、本当に体の隅々まで潤っていくようだった。
次にアスパラガスを口にした。
しゃくしゃくとした歯応えが堪らない。
気づくと箸が止まらなくなっていた。

「どう?ひとつひとつは軽いサラダみたいなものだけど、こうして集めれば、ちょっとした一品になるでしょう」

「ものすごく美味しいです。
食べてるだけで、健康になっていく感じがします。
こんなにたくさん野菜を食べるの、本当に久しぶりです。
野菜不足は自分でも気になるんですけど、自炊ってどうしても敷居が高くって…」

難しく考える必要はないのよ
野菜や果物はそれだけで、酵素やミネラルやポリフェノールをたっぷり含んでいるの。
トマトをスライスしてレモン汁とオリーブオイルをかけただけでも、立派なサラダになるわ。
そこに粒胡椒があれば、もっとすてきね」

「それなら、私にもできるかも」

当然よ。あたしたちは、なんだってできるのよ

シャールは長い腕を組んで、さくらを見る。

「サラダはメインになれないなんて言うけど、あたしはそうは思わないわ。
最初からなにもかもそろってる人生なんて、面白くないじゃない。
あたしはどう足掻いたって、本当の女性にはなれないけど、だからって、自分の人生を降りたいとは思わないわ」

大丈夫よ。
苦しかったり、つらかったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしている証拠よ。

だから、今はなにも見えなくても、絶望する必要はない。

古内一絵氏・著書『マカン・マラン:二十三時の夜食カフェ』

僕が『マカン・マラン』から感じ取っていること

シャールさん!!!!!
もうウルウルが止まりませんわー!!!
人生の深みって、サラダとか普段口にしている料理にも表現されているって、なんて素敵なんだー!!!

引用元:https://thoughtcatalog.com/solomon/2013/12/9-signs-that-youre-a-giver/

ごめんなさい、もうあまりに素敵すぎて感情と感動むき出しになってしまいました(笑)。
このオーナーの何がギブかというと:

  • 自分が傷ついてきた分、相手には同じ痛みを感じてほしくないと思う優しさ
  • それを自分の料理や言葉だけでなく、『夜食カフェ』という空間を提供することで、お客さんが一息つくことができ、そしてまた自分なりに励めばいいじゃないかと背中を押されるその魅力
  • その空間を共有することで、オーナー自身も一緒に一息つくことができ共にパワーやエネルギーをもらっていること
  • かけがえのない“仲間たち”(常連さん)という社会的ネットワークを得ることができたこと

本当に『愛』というテーマの中で、こんなに力強く、そして包容力のある素敵な人っているんだなって心底実感しましたし、〈俺もこんなカッコいいギバーになりたいな〉と理想像をより細かく描くことができました
実はこの小説シリーズ化されているみたいで、早速第二部を読み終え、残りの二作品は現在図書館で予約しているところです。
案の定、人気作品なので予約本が僕の順番になるの少し待ちそうですが、もう少しで冬休みなのでゆっくりとそしてたっぷりと『マカン・マラン』シリーズから愛情と優しさをもらいたいと思います。

次回予告:ギバー要素全開の映画をご紹介!

さて、次回の記事は【ギバー要素全開の『愛』というテーマで僕が一番好きな映画】をご紹介します。
Netflixなどでもご視聴いただける作品なので、是非チェックしてみてください!

記事を読んでくださり、にふぇーでーびる!
またやーさい!

大空にも東も西もないように、あなたの心も内側と外側で境界を設けてはいけません。

―“さとり人”代表・お釈迦様より

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